2012年7月1日日曜日

6月に読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2511ページ
ナイス数:21ナイス

忘れられた花園 下忘れられた花園 下
登場した各ヒロインたちの悲しい運命に胸が痛んだけれど、たくさんの謎とその答えにたどり着いてカサンドラが幸せを見つけられて良かった。「秘密の花園」とアガサ・クリスティーと「ジェイン・エア」が好きな人におすすめしたい。
読了日:06月24日 著者:ケイト・モートン
忘れられた花園 上忘れられた花園 上
これは面白い!場所も時間も章ごとに切り替わっていくので、最初は話がよくわからない。でも、だんだん3人の女性の人生の転機に立ち会っていくような気持ちになって、どんどん物語に引きこまれていく。
読了日:06月24日 著者:ケイト・モートン
少女ノイズ少女ノイズ
読了日:06月23日 著者:三雲 岳斗
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
栞子さんと五浦君の距離が微妙に縮まっている気がするのは微笑ましい。ただ本は素晴らしいものなのに、それを巡って争う人々について読むのが辛い。この本の続きでビブリアの秘密がわかったとき、これ以上辛い気持ちになりませんように。
読了日:06月22日 著者:三上延
ギフト 西のはての年代記Ⅰ (河出文庫)ギフト 西のはての年代記Ⅰ (河出文庫)
ル=グウィンの淡々とした言葉で綴られていく物語が好き。人生とは自分を見つける旅なのかとふと思った一冊。文字のみっしりさ加減が嬉しいです。
読了日:06月19日 著者:アーシュラ・K・ル=グウィン
鏡花水月−鏡花あやかし秘帖 (学研もえぎDX)鏡花水月−鏡花あやかし秘帖 (学研もえぎDX)
このシリーズどこかで読んだ記憶が?今市子さんの画がよく似合う幻想と怪奇の物語。文章が読みやすいし、キャラも良いですね。
読了日:06月12日 著者:橘 みれい
ミステリ書店(1) 幽霊探偵からのメッセージ (ランダムハウス講談社文庫)ミステリ書店(1) 幽霊探偵からのメッセージ (ランダムハウス講談社文庫)
ミステリ書店でミステリ作家が突然死し、ハードボイルドな探偵の幽霊がヒロインを助けて事件を解決するという設定が面白い。語り口も安定していて、すんなり物語に引きこまれてしまう。古風だけどワイルドな幽霊探偵に助けられて、ヒロインもタフになっていくので応援したくなる。二人は惹かれ合っているけれど、生者と死者として今後どうなるのかも期待。
読了日:06月11日 著者:アリス・キンバリー
黒猫の遊歩あるいは美学講義黒猫の遊歩あるいは美学講義
文学についての薀蓄はすごく良いと思う。ただ助手役のヒロインが目の前の事について気がつかなすぎ。というか伏線の置き方がわかりやすい。もっと巧妙に誘導して欲しいというもどかしさを感じました。
読了日:06月05日 著者:森 晶麿

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